音楽での様々な記号について

こんにちは。

おとはぴピアノ教室へようこそ。

おとはぴピアノ教室は、横浜市旭区のアットホームなピアノ教室です。

 

ピアノを演奏する上で、音符が読めるだけでは不十分です。

音の強弱や表現が演奏する上で重要な役割を果たします。

そこで登場する強弱記号についてのお話です。

 

古代において、音楽は口承であることが通常でした。その音楽を形として残そうと様々な試みが行われました。

11世紀頃にまず音符が誕生します。

そして、18世紀になると音の強弱や表現を表す強弱記号が登場しました。

バロック時代、バッハは「f」「p」「piu piano」「pianissimo」など、いくつかの記号を使用していました。

ロマン主義の時代になると、強弱記号も増えてきます。

ハイドンやモーツァルトは「pp」から「ff」までの6個の強弱記号を使うようになります。

そしてべートーヴェンは「ppp」や「fff」など、ごく稀ですが使用しています。

さらにブラームスは、静かな音へのこだわりが強く「molto piano」「quasi niente」など独自の表現を用いています。

数々の偉人たちと同じように、私達も音符を読むのと同時に色々な強弱記号を理解しながら演奏して音楽を完成させます。

 

皆様も、楽譜をじっくり眺めてみて下さい。

面白い発見があるかもしれません。

 

我が家の胡蝶蘭。1輪咲きました😊