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「ピアノ」の名前の由来

こんにちは。

おとはぴピアノ教室へようこそ。

おとはぴピアノ教室は、横浜市旭区のアットホームなピアノ教室です。

 

実は「ピアノ」って略称なんです!さて、今回はピアノの名称についてのお話です。

「ピアノ」の正式名称は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」というイタリア語です。

あまりにも長い名前ですよね。

ちなみに、クラヴィチェンバロはチェンバロ(イタリア語)、ピアノ・エ・フォルテは小さな音と大きな音、

「小さい音と大きな音を出すことのできるチェンバロ」という意味です。

チェンバロについては、後ほど説明しましょう。

一般的に、「ピアノフォルテ」や「フォルテピアノ」と呼ばれていて、徐々に省略されていくうちに「ピアノ」と呼ばれる様になったのです。

 

先ほど登場したチェンバロとは、ピアノ誕生以前の楽器です。この楽器は華麗で力強い音色が魅力である一方で、音の強弱がつけられないことが最大の特徴でした。それ故に繊細さの表現に制約があり、次第に人気を奪われていくのですが、その魅力は未だに褪せず、例えば皆様ご存知のドラゴンクエスト3の王宮のロンドの演奏に用いられるなどしています。

次に登場したのがクラヴィコードという楽器です。この楽器の特徴は、ビブラート(音の高さをゆらすこと)がかけられます。チェンバロと異なり、音の強弱の表現ができるのです。

しかし、弱点が、、、、、それは数メートル離れてしまうと、ほとんど音が聞こえないくらい音量が小さいということです。

 

今、私達が弾いている「ピアノ」という楽器には弦をハンマーで叩くことができる鍵盤楽器の一種で、鍵を押すと鍵に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出ます。これによって強弱の表現の幅がありながら力強い音色が奏でられるようになったのです。

この「ピアノ」はとてもうまく出来た楽器なのです。