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ピアノとヴァイオリン

こんにちは。

おとはぴピアノ教室へようこそ。

おとはぴピアノ教室は、横浜市旭区のアットホームなピアノ教室です。

 

皆様は、ピアノとヴァイオリンの楽譜の違いをご存知ですか?

ピアノは大譜表の楽譜で演奏します。大譜表とは、ト音記号とヘ音記号からなる2段譜で出来ている楽譜です。

ト音記号は右手、ヘ音記号は左手と弾くパートが書かれています。

 

ヴァイオリンの楽譜は、ト音記号だけの1段譜で演奏します。

ヴァイオリンは、左手で弦を抑えて音程を出します。

 

ピアノとヴァイオリンでは、楽譜の違いと共に使う指番号にも大きな違いがあります。

 

ピアノは右手、左手共に親指から小指に向かって1番~5番と番号がつきます。

10本の指でたくさんの音を同時に出せるので、音の種類と組み合わせは、より複雑になります。

 

ヴァイオリンは、左手の親指で楽器を支える為、親指は0番となります。左手人差し指~小指に向かって1番~4番と番号がつきます。

右手は弓を持つので番号はありません。

 

前回、ピアノとヴァイオリンデュオの楽しさをお話しましたが、息子とヴァイオリンの合わせをした時、初めてこの番号の違いに気が付いたのでした。

私が思う指と、息子の指す指番号が違う?????

こんな違いがあるなんて、今まで知りませんでした。

きっとまだまだたくさん違いがあるのでしょう。

 

レッスンの違いについても一つだけお話ししましょう。

ピアノでは、初めて習う音がドに対してヴァイオリンではラになります。

ピアノは楽譜の面から真ん中のドを基準にしてスタートします。

ヴァイオリンは、指を弦の上に置かない=開放弦の状態で音を出すことから始まります。

様々な違いがありますが、それぞれ素敵な音楽を奏でる事が出来ます。

 

ピアノは初めてでも1本でもメロディーの音を出すことが出来て、親しみやすいですが簡単な楽器ではなく、オーケストラの伴奏の部分をピアノで表現することも出来る素晴らしい楽器です。

ヴァイオリンは、メロディーを歌うように美しく聞かせたり、どの様に弾いているのか分からない様な複雑なパッセージを披露して観客をワクワクさせる事が出来る楽器です。

 

ピアノとヴァイオリンの違いのほんの一部をお伝えしましたが、色々な楽器によって違いがたくさんある事を知っていただけたら、音楽の見方が変わりますよね。

皆様も何か手に取って比べてみて下さい。面白い発見がありますよ。